京都教会青年部は1月14日、第58回ハタチを祝う会を実施しました。コロナの5類移行にともない従来通りの2部形式で行われ、1部は法座席での式典、2部は体育館でのパーティーとなりました。
1部式典では実行委員から今回のテーマである「Re:start~小さな恍惚をみつめる日々に~」に触れ、「恍惚」とは「物事に心を奪われてうっとりするさま」の意であり、日頃の生活の中で小さな物事にも感謝ができ、感受性豊かな人生を送ってもらいたいと、その意味を説明。
読経供養後は国会議員からの祝辞披露、新成人の挨拶があり、一人ひとりが今後の夢を語りました。「仕事に頑張っていきたい」「一人一人に感謝を忘れないようにしたい」「ファッションの勉強を頑張りたい」「救命士になりたい」など。
記念品授与の後、教務部長からは「二十歳の節目を迎えられたのも、自身の努力はもとより家族の支えがあったからこそで、感謝の心を忘れないで下さい。今を大事に一歩ずつ歩んで頂きたい」と激励の言葉がありました。
2部パーティーでは趣向を凝らしたゲームや「ニブンノイチ成人式」として、10歳の少年部員さんのお祝いもしました。舞台上にて大きくなったらなりたい夢を堂々と語ってくれました。
また東教会長からのビデオメッセージが披露され、その中で「二十歳で立志、三十歳で自立、四十歳で不惑、五十歳で知命と言われるが、これらは目標であり、二十歳になれば志を立てる」ことの大切さをろうそくの例えによって解説。芯に火をつける、燃え上がるような火をつけるための心がけとして仏さまの教えを紹介されました。
前年の成人者だった青年部員が今年度は実行委員となり、喜んで貰えるようにと思いを込めた式典は1部2部ともにあたたかな雰囲気の中で執り行われました。