• 生かされ、生きるチカラ。立正佼成会京都教会です。

諸国客衆商売繁昌

 諸国客衆商売繁昌の祈年祭が4月20日、法座席で行なわれ、社業発展を願う社員や関係者が集まりました。9時に開式した式典は、陀羅尼品も含めた読経供養から始まり、東教会長のお言葉と続きました。

読経供養の中で導師が申し込みのあった154社の社名を1社ずつ丁寧に読み上げました。

 東教会長はお言葉の中で、「諸国客衆」の意味や「繁昌」の文字についてふれました。「諸国」は世界中の会社さまと共にということ、「客集」はお客さまを称える言葉であるということ、そして「繫盛」ではなく「繫昌」にしたのは、儲けてやろうということだけではなく多くの人が訪れて栄えてもらいたいとの願いが込められていると説明しました。

続いて、会社といっても一人ひとりの社員の精進に尽きるとし、私たちは仏さまの教えを頂いていると述べたうえで、庭野会長の法話を紹介。即是道場で自分が置かれているところが修行場所であると認識しながら、1つ目は「自らを高め、輝かせること。その場で仏さまの教えを生かし実践していく。自分が輝いていく」、2つ目は「自分が輝けば相手を照らす。万灯のように取引先を照らしていく」の2点を強調されました。庭野開祖の「一隅を照らすとは、自分の巡り合っている仕事に誠心誠意打ち込み、役目を果たしていくこと。その人の放つ光は人を救い、世の中を照らしていく」というご法話も紹介し、参加者に自ら高みを目指して精進していくことの大切さを促されました。