4月21日、京都・祇園祭ボランティア21は40周年の記念行事を八坂神社常盤神殿で行ない、八坂神社野村宮司をはじめ、古川京都府副知事、松井京都市長、公益財団法人祇園祭山鉾連合会の木村理事長の列席のもと、各山鉾町の責任者ならびに同ボランティア加盟団体の責任者や実務者が集いました。
当会青年部も「立正佼成会京都教会青年部」として設立当初から加盟団体となり、永年お祭りを支えながら青年部育成に取り組んできました。今回、京都教会からは東教会長と青年部代表者が参加しました。
はじめに同ボランティア会長の挨拶で「皆さまのお陰で40年を迎えることが出来ました」と感謝の気持ちを表すとともに、「本日の式典も手作り感あふれます」と述べると会場は和やかな雰囲気に包まれました。祝辞は副知事、市長、八坂神社宮司、山鉾連合会理事長が述べ、花を添えました。
その後、野村宮司から「疫病を鎮めるための祇園神と祇園社と祇園会の祭祀構造」と題した講話があり、「疫病を鎮めるために始まったお祭りが、コロナという疫病によって巡行が中止になりましたが、今後も間違った方向に行ってはならない」と述べ、ここ2~3年の様子を振り返りました。また、京都には多くの神さまがおられることや全国に祇園祭が広まったことなどを解説しました。
会食をしながら加盟団体の紹介やテーブル対抗祇園祭クイズ大会では大いに盛り上がり、拍手や歓声が上がりました。 閉会の挨拶には同ボランティア副会長が立ち、「今年も歴史あるお祭りの陰役として務めていきたい」と抱負を述べました。最後に参加者全員で記念写真を撮り、和やかなままお開きとなりました。