12月3日、東教会長の就任式ならびに、京都教会発足64周年、新道場建立30周年の式典が法座席で行われ、多くの会員が参集しました。
就任式では、中村佼成学園理事長が東教会長の紹介と共に、2人が本部広報課時代に一緒に奉職していたことを披露しました。祝電披露、国会議員のあいさつと続き、東教会長が登壇。自身の生い立ちや10代後半の生死をさまよった様子を述懐し、信仰に入るきっかけを述べました。
その後、司会者が交代し、新道場建立30周年式典を開式。地鎮祭や上棟式など当時の様子が放映されると、法座席からは懐かしむ声も聞かれました。また30周年を記念して各支部で取り組んだ行事を報告し、会場からは大きな拍手が送られました。
東教会長と中村理事長の対談のコーナーに移ると、建立当時に赴任していた青嶋教会長からの手紙を披露。庭野開祖の京都教会新道場建設への強い思い、地元住民との話し合いや布教の苦労など、当時の様子が分かるものでした。東教会長もマスコミ対応などでウェスティン都ホテルとの往復で走り回り、「記憶しているのは流れる風景だけだった」と述べると会場からは笑みもこぼれました。
佐藤元常務理事、中村前教会長、東教会長が30年前からすでに京都の会員と縁があり、今回、東教会長が京都に赴任されたことは、大きなはからいの中にあることを感じた式典でした。