春季彼岸供養が3月21日、教会法座席で行われ多くの会員が参拝しました。
今年の彼岸会は「彼岸供養」と称し、教会において支部合同で開催するものや、各地区で開催するものなど、地域の実情に合わせて行われました。
教会では9時に始まり、読経供養の後、中村教会長がお言葉を述べ10時頃に終わりました。
中村教会長はお言葉の中で「読経供養の導師を務めながら、この1年間で亡くなられた方の顔を思い浮かべ、お戒名を読み上げさせて頂いた」と語り、「教団の酒井参務さんも亡くなられ、誰よりも開祖さまを愛し、佼成会を愛された方だった」と述懐しました。
また「私たちは死亡率100%であり、安心して開祖さま・脇祖さまのもとに行かせて頂けます。この世は寂しくなるが、あの世は賑やかになってきています。亡くなられた年齢や亡くなられた原因は人さまざまですが、そういうことではなく、その方の使命を全うされたと思います」と述べ、「手足が動く限り、菩薩行・六波羅蜜を行い、此岸から彼岸へ渡れるよう修行していきたい。霊界は魂だけの世界であり、命がなくなってから後悔しないように、肉体があるうちに功徳を積むことが大切です」と促しました。
そして「お参り頂いた皆さんの背中には、ご先祖さまがひっついて参拝されているはずです。目に見えるものだけを信じるのではなく、目に見えないものも信じられる私たちになっていきたい。」と結ばれました。
宇治法座所での様子