庭野開祖の入寂会が10月4日に法座席で行なわれ多くの会員が参拝しました。ご本部の映像をインターネット配信で視聴後、京都教会の式典に切り替わり、東教会長がお言葉を述べました。



東教会長は機関誌“やくしん10月号”の泉田さんの記事を引用し、庭野開祖の病室での最後の様子や自身が当時本部広報課で勤務していたことからマスコミへの対応などを述懐。国内外での報道には“世界的な平和の指導者”“宗教界の巨人”など、佼成会の創立者だけにとどまらず、偉大な宗教者が亡くなったことが報じられたとしました。
ご宝前は会員手作りの“お花の生け込み”で飾られ、庭野開祖が好んで食されたという“にしんそば”や“玉子焼き”が奉納されていることを披露。法座席のスクリーンに開祖葬の様子が映し出され、開祖を偲びました。



やくしん10月号の庭野会長のご法話も引用しながら、常住此説法(じょうじゅうしせっぽう)「仏は常に我々のそばにいて、必要な教えを説いている」と、開祖が常に説いて下さるというのは「法燈明」にあたり、自分がどうするかが「自燈明」にあたると解説。「教えを頂いたことがありがたくて嬉しくてたまらないと、聞いた教えをどう実践するか、実践の中にこそ開祖さまがよみがえる」と述べました。
最後に、坂村真民(さかむら しんみん)氏の“小さな教え”という詩やごきげんよう18号の「孝養」についても紹介。心に父母や大切な人を思い浮かべ、人さまのために尽くしていきましょうと結びました。
