京都・祇園祭ボランティア21は6月29日、今年の山鉾巡行ボランティアのオリエンテーションを市立開晴小・中学校六原学舎で開催し、曳き手・舁き手に参加するメンバー約700名が集まりました。京都教会青年部及び新宗連青年部からも16名が参加し、熱心に巡行当日の様子に耳を傾けました。
13時30分の開会後、当ボランティアの西川会長から挨拶があり、その後、八坂神社の野村宮司の挨拶へと続きました。野村宮司は例年、祇園祭をさかいに梅雨が明けるところ、今年は梅雨が明けて初めて祭りを迎えることになったと天候にもふれながら、千年続いてきた祇園祭のうちボランティア21では40年の支えを頂いてきたとし、みなさまのような町衆がこの祭りそのものを支えてきた歴史があり、国内外は混乱を極めていますが、立派にお支え頂きたいと期待を込めました。
災害防止の観点から大塚製薬株式会社の池鍋氏から『熱中症からカラダを守ろう』と題し、約20分の講話も行なわれ、近年の酷暑対策も実施しました。
その後は、担当する各山鉾町に分かれ個別打ち合わせを実施。教会青年部及び新宗連青年部は7月24日の後祭で巡行する「橋弁慶山」について、当日の集合時間や衣装・足袋のサイズなど詳細な確認を行ないました。一同は八坂神社に移動し、本殿を参拝・お祓いを受け、心を引き締めた様子でした。