京都教会壮年部は7月30日、本部からのインターネット配信による「壮年総会」を教会法座席と宇治法座所で視聴し、25名の壮年部員が参加すると共に、自宅から参加する部員もいました。
今年のテーマは「一隅(せかい)を照らす 私はどこに?」と題し、一隅を照らす「位置」について言及。それは「即是道場」であると解説がありました。「一隅を照らす」とは人を支える一滴の潤滑油であり、自分が照らすだけではなく、逆の立場になっても一隅を照らす運動になっていると、その運動のかみしめがありました。
配信後、宇治法座所とオンラインで結び、確認法座を行いました。
参加者から出てきた感想は、
・みんな各自が答えを持っている。
・隅っこ(見えない所)を照らせる自分になる
・大きい世界観を持てる自分でありたい
・心の動きを見つめる
・壮年部員さんの心の奥深いところまでを見られる自分でありたい
・隣の人同士の関係が一隅を照らし、世界を平和に導ける
・人それぞれの一隅の照らし方があると思った
・自分は明るく優しくなりたい
・一人ひとりが自分のまわりを照らすことが大切だと思う
・個人の悩みや迷いはサンガで支え合うことが大切
・法華経観に基づいた人材を育成していくことが大切
・日常の足元で起こることに対して取り組んでいくことが今後につながると感じた
・自分が民生委員として小さな灯りになっていきたい
・職場や地域社会で目の前の人を思えることが大事だと感じた
と、さまざまなものがありました。
中村教会長は結びにおいて、「一隅は片隅ではなく世界とつながっています。光祥さまは法華経を「語る」のではなく「生きる」を実践されています。今日のダーナ総会もThink global , Act local(世界視野で考え、足元から実践する)でした。カウンセリングとアプローチは似ていますが、相手の仏性や可能性そして悟る力を見つけ信じるという深いものです。光祥さまは大変多忙な中で、今回のダーナ総会に取り組まれています。感情は行動のエネルギーとのお話しがありました。心にためない、そのためにはサンガが必要です。壮年サンガの存在価値はここにあります」とし、壮年部の今後の活躍に期待を寄せました。