今年の「青年の日」は5月21日、少年部・青年部を中心に総勢67名でユニセフ街頭募金活動を行いました。
教会近くの京都市動物園前、岡崎公園前をはじめ、南区の東寺前、伏見区の大手筋商店街でも募金活動を行うと共に、教会法座席においてフリーマケットも開催し、自宅で使わなくなったおもちゃや着なくなった子供服などの販売も行われました。午前中の約1時間半の短い時間にもかかわらず、多くの募金が集まりました。
参加者は初め法座席に集合し、青年の日の歴史やテーマである「大河の一滴になろう。」について、「SDGs」との繋がり、そしてユニセフ募金はどのようなところに支援されるのかを学びました。
今回は①ロシア・ウクライナへの緊急募金、②トルコ・シリア自然災害緊急募金、③その2つ以外の世界中の困っている子供たちへのユニセフ募金によって呼びかける場所を変え、各自がどの募金活動に貢献したいかを選択するようにしました。
出発の前に中村教会長さんから「仏さま・神さまに成り代わって行動を起こす人を『菩薩さま』と言います。今日は限られた時間の中、菩薩さまになって頑張って下さい」と励ましの言葉があり、各地点に移動しました。日差しも強く、初夏を思わせる天候の中、参加者は声を枯らせて呼びかけを行うことが出来ました。
募金後に教会に再集結した参加者は感想を発表。「熱い中、立つことに頑張れた」「もっと声が出せたと思う」「人通りが少ない時もくじけず頑張れた」「僕たちがいっぱいお金を集められたらウクライナの人たちが喜ぶから次も頑張りたい」「世界の子どもたちが安心してもらえるためになっていたら嬉しい」「初め緊張したけど、頑張れた」「必殺技(小さい子が来た時はしゃがんで入れて貰いやすくする)で入れて貰える工夫をした」と色んな声を聞くことが出来ました。
また、東寺前は「弘法市」の日で人通りも多く、たくさんの方に募金して貰えたとの声や、大手筋商店街では、主任さんを中心にほとんど休憩も挟まず募金活動して頂いたと、先輩方の姿に青年部も頑張らねばと思ったとの感想がありました。
最後に青年部長は「ほとんどのみんなの感想の中に『今度は…』『次の時は…』と次の募金につながる言葉が加わっていて、また募金活動しようと思ってくれていると感動したこと。そして、それこそが大河の一滴であり続ける…、毎日が青年の日になっていく」と感想を述べ、締めくくりました。
各地の募金額は次の通り。
●ロシア・ウクライナへの緊急募金として、動物園前・教会フリーマケット 63,198円
●トルコ・シリア自然災害緊急募金として、岡崎公園前 35,250円
●ユニセフ募金として、東寺前・大手筋商店街 90,473円
◆合計 188,921円