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全国車いす駅伝ボランティア

 天皇盃第34回全国車いす駅伝競走大会が3月12日、国立京都国際会館から西京極のたけびしスタジアム京都までの5区間21.3キロで行われ、京都教会青年部が運営スタッフとして大会を支えました。

 新型コロナウイルスの影響で中止が続き、4年ぶりの開催となり、参加数は過去最少の15チームとなりました。

 青年部員は大会前日の11日からボランティアに参加。この日は全国から自家用車で会場入りする選手を国際会館駐車場で受け入れ。選手自らが遠方から運転されてきました。自家用車から車いすで乗り降りするためには、駐車スペースを示す白線通りでは出来ないため、車間を空けながら広めのスペースに誘導しました。選手のみなさんも4年ぶりに再会するようで、お互い元気に声を掛け合われていました。

 大会当日の12日、青年部のボランティアメンバーは朝早くからたけびしスタジアム京都の中央広場に集合。宝ヶ池のプリンスホテルを出発した常用車いすの受け入れを行い、区間ごとに仮置きする作業を行いました。その後、インターネット中継されるレースの様子を見守りました。

 ユース21京都が提供する現地手作りの“豚汁”で英気を養った後は、京都バスで昨日と同様の国際会館駐車場へ移動。レースを終えた選手を受け入れ、降車介助を行いました。

 自身の運転で帰路に立つ選手の皆さんに「お疲れさまでした。また来年!」と笑顔で見送り、2日間のボランティアを終了しました。

 ボランティアに携わった青年部員はのべ25名。参加した部員からは「人の役にたって喜んで貰おう!と思って参加したけれど、選手の皆さんに『ありがとう』と声をかけてもらって、こちらが元気を貰えた。また来年も是非参加したい」との声が聞かれました。