菩提の萌を発さしむのP32に私が見守ってあげるからの所で、この世には様々な苦難があるけれども、「私が見守ってあげるから心配しないでいいよ」と仏様がおしゃって下さっているのです。
仏様の智慧と慈悲をいただくきっかけが「苦」であることもあります。
仏様に生かされていることを知らないうちは、人間は欲望や利己心に振り回されて「苦」が絶えないものです。
苦しむ人に出会った時でも「まだ仏様の教えに会える機会が熟していないだけだ」という気持ちで柔らかな態度で接することが仏道を歩く人のお役ですと教えて頂きました。
娘の病気をきっかけで苦が絶えないと苦しみ続けて来ましたが、少しでも良くなって欲しいと自分勝手な思いで、神様、仏様に見放されたのかと悩んでいました。これも欲でした。
こんな私達を仏様は見守ってあげるからとおっしゃって下さるのです。心から仏様にお任せしたいと思います。私にできることをさせて頂き、いつか良い方向に向くと信じてみようと思います。
五月中、娘は自律神経失調症で大変心配をしました。でもやっと6月に入って目まいやふらつきもましになりました。外に出られるようになりました。
娘は毎日お母さんありがとう生きててくれてありがとう、話を聞いてくれてありがとうと言ってくれます。 こんな母にいっぱいの愛をくれる娘と一緒に居られてしあわせです。有り難うございました。(乙訓支部 Mさん)