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祇園祭山鉾巡行ボランティアオリエンテーション

 6月23日、祇園祭山鉾巡行ボランティアオリエンテーションが東山開晴館の六原学舎で行なわれ、7月17日の前祭と24日の後祭のボランティア約700名が集まり、京都教会青年部と新宗連青年部24名も参加しました。

 開式後の挨拶で京都・祇園祭ボランティア21会長の西川氏は「先の報道でもありましたが、このお祭りはパレードではない。神事であることを自覚して下さい」とボランティアの心構えを述べるとともに「事故のないよう安心安全に、熱中症対策も十分にして下さい」と注意喚起しました。

 八坂神社の野村宮司は「千年以上も続く祇園祭は祈りの祭りで神さまの祭りであり、どのような天候でも中止はありません。当ボランティアの40年間、皆さまに支えて頂きました。皆さまの熱い思いは尊いものです」と感謝の気持ちを述べられました。

 また、公益財団法人祇園祭山鉾連合会の木村理事長は「大勢のボランティアに支えて頂けることが有難いです。皆さんのキビキビした動きが見て下さる方に感動を与えます」と期待を寄せられました。

 公務の合間に駆け付けた松井市長は「市長として初めて参加させて頂きます。これだけのボランティアの方々を見ると壮観です。この祭りが多くの方々に支えて頂いていることに感謝するとともに、市としても連絡を密にして支えていきたい」としました。

 ボランティアリーダーの紹介、全体説明後、災害防止の観点から今年初めて大塚製薬株式会社から『熱中症からカラダを守ろう』と題し、約15分間の講話に全員が耳を傾けました。その後は各山鉾に分かれ、集合時間や持ち物などの説明が行われました。

東山開晴館での打ち合わせ終了後は、ボランティア全員が八坂神社へ移動。昇殿参拝とお祓いを受け、巡行当日までの約3週間、心身を整えていくことになります。

なお今年、両青年部は17日巡行の木賊山(とくさやま)を担当します。