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第76回 かめおかこころ塾

 かめおか宗教懇話会(会長:岩田昌憲 丹波国一之宮 出雲大神宮宮司)は11月8日、大本本部みろく会館3階ホールにおいて第76回かめおかこころ塾を開催し、亀岡市民をはじめ加盟団体の会員が参加しました。京都教会からも亀岡支部の会員数名が拝聴しました。

 今回は天台宗大原 魚山實光院住職の天納玄雄(あまのげんゆう)師が講師を務め、「天台声明(てんだいしょうみょう)」への誘い(いざない)と題し、約90分間の講演を行ないました。

 天納師は『“声明”とは経典などに節をつけて唱える仏教声楽のこと』であるとし、唄(ばい)・梵唄(ぼんばい)・梵音(ぼんおん)・伽陀(かだ)・讃(さん)とも称されることや、中国においての梵唄の祖師について解説しました。日本においては奈良時代(752年)の東大寺大仏開眼法要が初の声明法要とされており、鎌倉時代頃から仏教声楽を「声明」と呼ぶようになったと述べました。この約1300年の間、声明の旋律は変化してきていると思われるとし、真言宗は男性的・男節な声明であるのに対し、天台宗は女性的・女節であるとしました。

 その後、さまざまな大原流声明について解説し、実演しました。質疑応答では「どのように覚えるのか」と問われ、「師匠から口伝で教えて頂く。耳で聞いて何度も口に出して覚える」といったことや、「何のために、誰に唱えたものなのか」に対しては「お経を覚えるために“節”がついたこと。音楽をもって供養(讃嘆)すること。遠くまで聞こえるようにすること。民衆のために聞きやすくすること」と述べ、参加者はみな熱心に聞き入っていました。

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