今年の盂蘭盆会式典が7月15日、教会法座席で行なわれ多くの会員が参集しました。
式典はインターネット配信を通して本部の映像も織り交ぜながら行なわれ、先祖に思いをはせる導入映像を拝見後、東教会長導師のもと読経供養が行なわれました。読経中は教師資格者が先祖代々1294家・戒名6739体を読み上げ荘厳なものになりました。

東教会長はお言葉の中で今年が京都アニメーション放火事件の七回忌にあたるため、36名の犠牲者のお名前を聖壇にあげさせて頂いたとし、2月にはKBS京都ラジオで東京佼成ウインドオーケストラ協力のもと特別放送をさせて頂けたと振り返りました。
その後、庭野会長の「ご先祖への尊敬と感謝」というご法話にふれ、今年が戦後80年となる中、過酷な世の中で連綿と命を繋いで下さったことへの感謝の意を述べました。盂蘭盆会の始まりとされる木蓮尊者の逸話にもふれ、秀才だった木蓮を母が溺愛し、木蓮もその愛に応えるように育ってきたが、母が亡くなった後に地獄に落ち、神通力第一と言われた高僧の木蓮をしてもその母を救えなかったのは、頑なな愛が苦を生んだものであるとし、先祖供養する私たちのありようを教えて頂いていると解説しました。
また、自宅の『総戒名』を声を出して読んで頂きたいと述べながら、その意義にふれ、『諦生院(真理を生きていくためには)、法道(教えを実践する)、慈善施先祖〇〇家(その行いをすべてご先祖に回向。ご先祖が私たちの行いを栄養として頂かれる)、徳起菩提心(行いをすると人のためにしようという心が起きてくる。その菩提心が家の徳になり、家族が正しく生きる力になる。家族が和になってくる力を得る)』と菩薩行実践を促されました。
あわせて、『お戒名は成仏して下さいという願いではなく、生まれ変わって下さいという願いが込められており、そのためには私たちが精進して徳分を送りますので、その徳分によって生まれ変わって下さいという意味』としながら、これからますます暑くなり、暑気払いは体にたまった熱気を払うようにと“そうめん”や“すいか”、また飲む点滴と言われる“甘酒”を取り込んで精進しましょうと締めくくられました。