京都・祇園祭ボランティア21は6月28日、今年の山鉾巡行ボランティアのオリエンテーションを京都市立開晴小・中学校 六原学舎において開催し、7月17日の前祭(さきまつり)・24日の後祭(あとまつり)に曳き手・舁き手に携わるメンバーや沿道整備・給水班など裏方で携わるメンバーら約700名が一堂に参集しました。京都教会青年部・新宗連青年部の18名も初顔合わせをしながら、担当する「岩戸山」を協力して曳くことを誓い合いました。


午後1時30分に開会したオリエンテーションは同会会長の挨拶に始まり、八坂神社野村宮司は挨拶の中で「京のみやこで多くの命が失われたことで“祈り”から始まった祭りであり、雨が降ろうが、台風が来ようが行なわれるもの」とし「過去に千年も続いてきた世界に誇る祭りを“大神様”の力を頂きながら皆さんと共に継承していきたい」と参加者に期待を込めました。
続いて挨拶に立った公益財団法人祇園祭山鉾連合会 木村理事長は「近年の猛暑から熱中症対策を万全に行い、無理のないよう、事故のないように、大勢の方に喜んで頂けるようにしてもらいたい」と参加者の体調を案じながらも、祭りを支えることに喜びを感じて頂きたいとしました。
松井京都市長も会場に駆け付け挨拶を述べると「祇園祭は民衆の祭りであって、加盟団体・個人参加の皆さんの支えのお陰」としながら「他県では地元の祭りに市長が出ないところもあるようですが、永年の伝統で私も参加させて頂きます」と感謝の意を述べました。



その後、大塚製薬株式会社ニュートラシューティカルズ事業グループから『熱中症からカラダを守ろう』と題し災害防止講話が行なわれ、熱中症になる体の仕組みやその予防、万一熱中症になってしまった場合の対処方法などの解説があり、参加者は熱心に聞き入っていました。
一連の説明が終わった後、各山鉾町別に分かれ、当日の集合時間・場所・持ち物や注意事項などの説明が鉾町の方からなされ、今回担当する「岩戸山」においても実際に“わらじ”を手に取りながら確認し合いました。
午後4時からは八坂神社本殿において全員がお祓いを受け心身が清められ、本格的な山鉾巡行ボランティアが始まりました。

