昨年に続き、今年の諸国客衆商売繁昌祈年祭が4月19日、教会法座席で行なわれ多くの社業発展を願う会員が参集しました。
読経供養の導師を東教会長が務め、前唱文の中で201社の社名を読み上げました。中には大企業からヘアサロンや市役所もあり、各社の繁栄を願うことが出来ました。



東教会長はお言葉の中で、全国の教会で実施している行事ではないとしながら、京都は町衆の力による繁栄があるとし、“繁昌”とは『公明正大に社業が発展する』ことを願い、「どこまでいっても法華経の実践に尽きる」と述べました。『祈年』の訓読みは『としごい』と言い、本来は神さま仏さまに五穀豊穣を願うことであって、今回の祈年祭は「あまねく取り引き先が栄えるよう、そして取り引き先と自社の双方が栄えるように』と昨年は150社であったものが今年は201社となり、相手先を思って徐々に広まってきていると喜びをかみしめました。また、4月の開催は上賀茂神社の土解祭(どげさい)に倣っているとし、凍っていた土が解けて新しい種を撒き豊作を願う神事からきているとしました。
続いて、今年の“丙午(ひのえうま)・一白水星”の年回りについて解説しました。丙午の“丙”も“午”も「火」の性、足元の人間は「水」の性のため、大きな変化があって当たり前、激しいことが起こって当たり前の年だとし、商売に至っては「変革」の年、上振れ・下振れをしながら、その先に新しいものが生まれるとしました。そのために、急速な展開に翻弄されないように冷静に判断していくことの大切さ、成功する・しないが激しく表れるため、「激しい変化は新しいものが生まれるという受け止め方が大事です」と心構えを述べました。
また、一白水星の年は“物事を表面で見ず、本質を見抜く力が必要”であることから、顧客が求められているものを見つけることで成果が出るため、マーケッティングで深く掘り下げていくことや顧客との信頼関係・人脈作りの重要性もあるとしました。
注意することとしては、①見栄体裁を控える・捨てること、②情熱だけで突っ走らないこととし、“炎が水を沸騰させるような年回り”は“その熱量を新しいものに挑戦、お客様のニーズに合わせる”ことが大事だとしました。
最後に「商売する方は『一隅を照らす』ことが大事で、自分の巡り合っている仕事に精一杯に打ち込み、その役割を果たしていくこと。仕事に打ち込むことで光を照らし、燈明のように光を発し、その光に人々が寄ってくる自分になれるように、庭野会長のご法話をもとに精進しましょう」とまとめました。