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ロータス経営フォーラム(武生教会)に参加

 京都教会壮年部の正副部長3名と渉外部正副部長2名の計5名は10月12日、武生教会(福井県越前市)の第1回ロータス経営フォーラムに参加しました。今回の参加は武生教会が同フォーラムの第1回開催にあたり、京都教会渉外部長が講師として招かれたものによるものです。

 開催メインテーマは『経営ビジョンを探求し、私たちの実践力を養うには』と題し、同フォーラム副幹事長のイントロダクションに始まり、講話、グループ討議、パネルディスカッションと続き、午後からは立食によるランチタイムで懇親を深めるもので大変充実した内容でした。

 副幹事長は「ロータス経営フォーラム開催と私」と題して約5分間、自身が青年期に“諸行無常”の教えを聞き、感動したことを述懐。どのような困難でも努力次第で変化していくことを述べました。

 その後の講話では京都教会渉外部長が生い立ちや現職に就くまでの過程を振り返りながら、会社経営について約50分間述べ、父親との関係や社長業を継いだものの多額の借金を抱え、自殺して生命保険で清算すると追いつめられるまでに至ったことなど赤裸々に語りました。その中でも妻からの言葉に目が覚め、それまで言われていた“お役・仕事・私生活を全て1つの価値観にする”ことの意味が徐々に分かり始め、八正道・六波羅蜜の行ないが大切で“感謝”の気持ちが実践出来ているかどうかのバロメータだとまとめました。

 パネルディスカッションでは荒川アドバイザーがファシリテーターとなり、パネラー3名と会場の参加者をまとめながら、グループ討議で出た質問に対し仏教的視点で解説していく手法が取られ、活発な意見交換がなされました。

 ランチタイムでは、「短期間の準備にもかかわらずここまでこぎつけられた」「次回も参加したい」などさまざまな感想が述べられ、荒川アドバイザーからは来年第2回開催を宣言され、大きな拍手で締めくくられました。