• 生かされ、生きるチカラ。立正佼成会京都教会です。

諸国客衆商売繁昌祈年祭

 昨年に続き、今年の諸国客衆商売繁昌祈年祭が4月20日、教会法座席で行なわれ多くの社業発展を願う会員が参集しました。

 読経供養の導師を東教会長が務め、前唱文の中で170社の社名を読み上げました。その後、教会長はお言葉で「客衆」とは大事なお客様を意味し、お客さまがおられて我が社の発展があり、ひいてはあらゆる地域の発展があると、祈年祭の意義をかみしめました。

続いて、今回の祈年祭を開催するにあたり、有り難いことがあると述べ、1つ目は上賀茂神社の土解祭(どげさい)に招待を受けたこととし、その祭りが『本年の稲作を始め、あらゆる事業の隆昌を祈願する重要な祭典』であることから教会の祈年祭も同じ4月に開催出来たこと、2つ目はサンガがサンガを祈り合うことが出来たこと、3つ目はコロナ禍を経て社会が変容し、人の流れも変わり、社業も変わり、会社を生まれ変わらせなければならなかったのではないかとしながらも、庭野開祖の教えに照らし合わせれば、『苦しいことが修行なんだ』と腹を据えることの大切さを学んだこととしました。

また、『自分の巡り合っている仕事に誠心誠意打ち込んでいく人は一隅を照らす人だ。このような人が人を救い、世の中を立て直していくことが出来る人』という庭野開祖の言葉を紹介しながら、足元の菩薩行実践を促しました。