• 生かされ、生きるチカラ。立正佼成会京都教会です。

節分追儺・交通安全祈願

 節分追儺・交通安全祈願が2月1日に行なわれ、多くの会員が参拝しました。読経は東教会長が導師を務め、年男・年女・厄年200名と還暦25名の一人ひとりの名前を読み上げました。

その後、教会長はお言葉の中で、会員がお互い思いやって祈りあって今回の祈願をさせて頂けたとし、「布施」についての解説をしました。布と施すで「布施」の言葉が出来ており、「布」は分け隔てなくあまねくの意味、「施」はほどこす・自分の大事なものを提供するの意味であり、過去に自身がアフリカへ毛布をおくる運動で現地を訪れたことを述懐しました。

 今回の読経供養は真読で行なわれたことについてふれ、人々の幸せを念じることが佼成会だとし、一念とは今思う心であり邪念すらおこさない思いであること、良い縁、悪い縁、すべてのご縁を吉に変えて下さい(諸縁吉祥)と読誦したと述べました。人生は良い縁ばかり出てこないことから、都合の悪いことをありがたいと思えるようになるには“感謝の心”が大切だとお釈迦さまが教えて下さったとしながら、そのような柔らかい心を作っていくには「仏さまと出会い サンガと語り合って 心田を耕そう」という教会信行目標が大事だとしました。

 また交通安全祈願では“浄心”と揮毫したカードを制作したと披露。運転されるみなさんにお渡ししたいと述べました。最後に節分を迎え二黒土星の年回りになることから、今年の運勢は真っすぐに上に上がらず「乙」のようにクネクネする中で身に付いていくことになるとしました。九星それぞれの運勢の解説ではみな、熱心に聞き入っていました。

 式典の中では青年部の辞令授与もあり、再出発しようとする教会に大きな力が加わったように感じられました。