今年3回目の健幸ウォーキングが11月16日に行なわれ、中央支部会員を中心に支部を超えて19名の参加がありました。拝観も含め約3時間のコースは時折雨が降りましたが、幸いにも建物に滞在中の時だけで終始曇り空で歩きやすい気温の中、大徳寺、今宮神社、船岡山、建勳(たけいさお)神社、千本ゑんま堂、千本釈迦堂など有名な史跡を巡り、それぞれが楽しい時間を過ごせました。
今宮神社の門前名物あぶり餅は参加者全員が「美味しい」と舌鼓を打ち、これから始まるウォーキングの活力を得たようでした。船岡山はその形が船を伏せたように見えることから「船岡」と呼ばれており、平安京へ遷都した第50代・桓武天皇が、この山頂から山城盆地を見渡し、都を遷すことを決めたと伝わることから「京都始まりの地」とされています。また清少納言が「枕草子」で「良い丘」と褒めたことでも知られている、と解説があると京都の歴史の深さに参加者は驚いた様子でした。
今年のウォーキングは今回で終了となり、1年の締めくくりとして身心が清まったようでした。