宇城久明るい社会づくり運動の会(以下、宇城久明社)は10月17日、宇治市生涯学習センター1階研修室において、オーラルフレイル予防講座を行いました。1回目にあたるこの日は『口腔機能』をテーマに京都府歯科衛生師会の打田淳子氏を迎え、15名が受講しました。
オーラルフレイルとは、加齢にともなうお口の(オーラル)虚弱(フレイル)を表す言葉であり、お口の衰えが心身全体に与える影響は非常に大きく、放っておけば誤嚥性肺炎などさまざまな疾患の原因や栄養不足から筋肉の減少や活力の低下にもつながります。このため、オーラルフレイルの予防、改善は高齢期の健康維持にとって、とても重要な課題となっており、宇城久明社の運営委員長は会員高齢化によるバザー継続を断念した代わりとして、募金やクリーン運動参加に加え、会員の健康に役立つことを始め、特に災害時の自分の命は自分で守ることが出来るように健康を維持したいとの願いから今回の企画に至りました。
講演の中で打田氏はオーラルフレイルを予防するために、①お口はいつも清潔に、②毎日の食事を見直しましょう、③お口まわりの筋肉を鍛えましょう、④歯科検診を受けましょうと具体的に述べ、参加者からは「講師さんのお話しがとっても楽しく、吸い込まれるように聞かせて頂きました」「もっと、もっと沢山の人に聞いてもらいたい」「近隣の方もお誘いして喜んで下さいました」「お口のまわりの筋力トレーニングを教えてもらったので、続けていきたい」「加齢だから仕方ないではなく、諦めず健康維持する事の大切さを学びました」とさまざまな感想がありました。