御本尊勧請式が9月29日、インターネット配信で本部式典が中継され、法座席には拝受する会員や担当の支部長、支部サンガが参加しました。
中継後は京都教会独自の式典が行われ、はじめに東教会長が庭野会長からの『印信認可証』を披露し、教会長自ら御本尊を手渡すことが認可された証明であることを説明されました。その後、東教会長から一人ひとりに御本尊が手渡されました。教会長はお言葉の中で、佼成9月号の庭野会長の法話から『心を耕し、仏を掘り起こす』にふれ「今日のご本尊は自分の心から掘り起こした仏性のあらわれ」だとし、改めて佼成9月号の拝読を促しました。また、「楽を願って苦しむことを地獄という、苦を転じて楽しむことを天国という」との先人の言葉を紹介。御本尊拝受者としての心構えを述べました。その後、『勧請』の意味にふれ、1つ目は「御霊を分ける、大聖堂のご本仏さまの御霊を分けて与える」、2つ目に「どうか神仏よ、降りてこられて私に本仏の願いを与えて下さい」、3つ目として「久遠の仏さま、どうぞこの世にあって人々をお救い下さい。私が手足になりますから」という意味があると解説し「私たちは自分だけの仏道ではなく、多くの方々を導き、共に歩むことが大切です」と今後の精進を促しました。